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2004年05月31日
たい焼きの「カタオカ」
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たい焼きの「カタオカ」は、けっして雑誌などで紹介される「名店」ではないので、甘味ファンにはあまり知られていません。でも、たい焼き好きなら、一度は訪れて欲しいお店です。

まずは都電に乗って、「面影橋」で降りましょう。



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都電の停留所がある目白通りの道1本南側(早稲田側)に、「甘泉園公園」という立派な公園があります。隣には水稲荷神社もあり、お散歩にも好適なロケーションです。



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この甘泉園公園の横の道に面した小さなたい焼き屋が、今日ご紹介するカタオカです。この「面影橋」というロケーションが渋いし、店構えもまたいいんです。お店の前には、背の低い子供たちでも買いやすいように、階段式の「足踏み台」が置いてあります。



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カタオカのたい焼きは、いわゆる「昔からある古典的なたいやき」で、皮は厚め、ヘリを切り落としていないのも特徴です。あんこはずっしりと多目で、甘さの方は控えめです。美味しいのはむろん、ともかく「昔懐かしい味」がするたい焼きです。



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で、特筆すべきは値段。なんと1個70円です。いまどき70円で、これだけの量の美味しいアンコが食べられるのですからコストパフォーマンスは抜群。たい焼き好きだけでなく、アンコ好きには貴重なお店です。

同じたい焼きでも、麻布十番の浪花屋なんて1個150円と2倍以上の価格。確かに美味しいけど、予約しとかなきゃ買えないし、お店の人の態度もでかい。私は一度、並ぶ場所のことでケンカしたことがあります。それに比べて近所の人や公園で遊ぶ子供たちがよく買いにくるカタオカは、人の好さそうなおしゃべり好きのご主人から、気持ちよく買えます。私は、浪花屋よりもカタオカに軍配を挙げたい。



焼きたては皮がパリッとしていて美味しいので、買ったらすぐに隣の甘泉園公園のベンチで食べることをお勧めします。うまい具合に、カタオカの脇にお茶などが入った飲料の自動販売機もあります。

お持ち帰りには注意が必要。厚みがあって水分が多めの皮なので、時間が経過するとベタっとなるのがよろしくありません。そこで、時間が経過したら、オーブントースターで少し焼くと、また皮がパリっとなって美味しく頂けます。



非常にお気に入りの店なので、今日は力を入れてご紹介しました(笑)

営業時間は、平日は午前10時から午後6時、土曜日は午前10時から午後5時、日曜日はお休みです。
投稿者: 21時20分30秒 カテゴリ:和菓子
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